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「世の中は根気の前に頭を下げる事を知っています」(夏目漱石)【漱石と明治人のことば360】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
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「世の中は根気の前に頭を下げる事を知っています」(夏目漱石)【漱石と明治人のことば360】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
文/矢島裕紀彦 今年2017年は明治の文豪・夏目漱石の生誕150 年。漱石やその周辺、近代日本の出発点とな... 文/矢島裕紀彦 今年2017年は明治の文豪・夏目漱石の生誕150 年。漱石やその周辺、近代日本の出発点となる明治という時代を呼吸した人びとのことばを、一日一語、紹介していきます。 【今日のことば】 「根気づくでお出でなさい。世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。うんうん死ぬまで押すのです。それだけです」 --夏目漱石 夏目漱石が大正5年(1916)8月24日付で、芥川龍之介と久米正雄宛てに送った手紙の一節である。芥川と久米のふたりは、この7月に東京帝国大学を卒業したばかり。一緒に千葉の一の宮海岸に避暑に出かけて同じ宿に泊まり、そこから漱石宛てにしきりと手紙を書き送っていた。この手紙はそれに対する返書の一通であり、 「この手紙をもう一本君等に上げます。君等の手紙があまりに溌剌としているので、無精の僕ももう一度君等に向って何か云いたくなった