紙資料に残る効用：自称フツーのねーちゃんが有能な調査員になったハナシ - 書物蔵

リベル（図書）という重力にとらわれているようだと、レファレンス・ライブラリアンはレファレンサーになれず、消えていくだけではないか。とすれば、むしろ重力から解き放たれてサイバースペースの住民となったらどうか、という話をこのまへ、した。 で、原理的にはこれで正しいハズ。けれど、意外にも紙資料の効用は消えない部分がある。それは、育成というか教育機能。 自称フツーのねーちゃんが有能な調査員になったハナシ このまへ新宿展で拾った本をナナメ読み(＾-＾；) ・情報調査力のプロフェッショナル / 上野佳恵. -- ダイヤモンド社, 2009.3 情報調査力のプロフェッショナル―ビジネスの質を高める「調べる力」 作者:上野 佳恵発売日: 2009/03/13メディア: 単行本Amazon評にもあったけど、ノウハウ集というよりもエッセイというべきかすら。よくあるビジネス書だろーなぁと思っていたら、ちとオモシ

[shomotsubugyo]

ん(･ω･。)さふだねぇ(・∀・`；)紙資料をほぼ総覧しネットもブラウズ、リファーするだけならほぼなんでもできる、という世代に属せてしはわせですぢゃ(＾-＾；)次の世代はPC世界だけでreferencerとしては育ちづらいから

[rajendra]

ライブラリアンに必要なのは、重力から解き放たれてニュータイプになることではなく、低重力下と高重力下でそれぞれ異なる活動スキルを身につけることではないか、などと思ったり。

[waterperiod]

無駄遣い撲滅やらで官公庁資料の紙での発行は自粛されつつある。それがやばいってことを声の大きい人が気づくのはいつになるだろう。

[wackunnpapa]

webに載ってる資料が，形式や表現の上で，いつまで「紙」の呪縛の下にあるかなあ？

[myrmecoleon]

「紙資料の形で総覧（すべてみるということ）をしたことが、著者が大成するきっかけとなった」

[tsysoba]

問題は、これからは雑多な情報が紙では流通しなくなってきている、ということかも。