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八咫烏(7)
第七話「白昼夢」 「にしても、暑(あち)ぃなあ」 通りを歩きながら、烏平次(うへいじ)が首筋の汗を手拭... 第七話「白昼夢」 「にしても、暑(あち)ぃなあ」 通りを歩きながら、烏平次(うへいじ)が首筋の汗を手拭いでふいている。 「風がありゃあ、少しはちがうんでやすがねぇ」 烏平次のとなりをゆっくり歩きながら、雷蔵(らいぞう)がうっとうしげにお天道様を見上げた。 浅草蔵前(くらまえ)。隼助(しゅんすけ)は体中を汗でベタつかせながら、ふたりのうしろを歩いていた。日差しが熱い。月代(さかやき)が焼けそうだ。隼助は烏平次の浪人髷(ろうにんまげ)の〝ヅラ〟にチラリと目をやった。オレも月代を伸ばしてみるかな――隼助は胸の中でつぶやいた。 ふいに、まえをゆくふたりの足が止まった。 「ここか」 烏平次が小料理屋の暖簾(のれん)をくぐった。雷蔵もつづく。 「いらっしゃいやし」 店の右奥、板場のほうから店主の威勢のいい声が聞こえてきた。 はじめて入る店だ。藍色(あいいろ)の暖簾には、ひらがなで『ふくでん』の文字が白