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幻視家タニス・リー - Something Orange
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幻視家タニス・リー - Something Orange
ある夜、闇の公子のひとりである妖魔の王アズュラーンは、興に任せて大いなる黒鷲の姿をとった。巨大な... ある夜、闇の公子のひとりである妖魔の王アズュラーンは、興に任せて大いなる黒鷲の姿をとった。巨大な翼を羽搏いて東へ西へと飛翔した。北へ南へ、世界の四隅へ。その頃、世界は平らかで、混沌の海に浮かんでいたのだ。 ――『闇の公子』 来たる四月、タニス・リーのSF長編『銀色の恋人』が復刊するらしい。まずはめでたい。 リーは現代最高の幻視作家であり、神に選ばれた「語り部」である。その想像力はたやすく時代を超越し、「地球が平らかなりし頃」へと飛ぶ。 同じ頃、はるかに凡庸な作家たちが、光と闇のたたかいだの、遍歴の勇者だのを描いていたのに対し、リーは遥かに昏く妖しい物語を、彼女一流の皮肉と諧謔をこめて語った。 『銀色の恋人』そのものはセンチメンタルな恋愛物語であるが、やはり、彼女の本領は妖美な幻想小説にあると思う。 たとえば『死の王』は、両性具有の美青年シミュと、不死身の魔術師ジレクの愛とたたかいを、闇の公