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太陽系の外側は予想よりも “埃っぽい” ことが判明 塵の量の実測結果
太陽系の外側には冥王星などの氷天体が無数にあり、「エッジワース・カイパーベルト」という密集した状... 太陽系の外側には冥王星などの氷天体が無数にあり、「エッジワース・カイパーベルト」という密集した状態を作っています。エッジワース・カイパーベルトがどこまで広がっているのかはよくわかっていませんが、これまでの予測では太陽から約75億kmを超えた距離で天体の密度が低くなり始めると予測されていました。その場合、空間内にある塵の量も少なくなるはずです。 しかし、コロラド大学ボルダー校のAlex Doner氏などの研究チームが、NASA(アメリカ航空宇宙局)の冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」の観測データを分析したところ、塵が減少すると予測された距離を超えてもほとんど低下していないことを突き止めました。この結果は、エッジワース・カイパーベルトが予想よりも遠くまで広がっているか、または外側にもう1つのエッジワース・カイパーベルトがある可能性を示しています。 【▲ 図1: 天体同士の衝突で塵が発生してい
2024/03/26 リンク