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◎「もう、うちに予約」=文科省汚職、録音データ決め手に
文部科学省汚職事件の公判では、元科学技術・学術政策局長の佐野太被告(63)と、東京医科大前理事長... 文部科学省汚職事件の公判では、元科学技術・学術政策局長の佐野太被告(63)と、東京医科大前理事長の臼井正彦被告(81)との間で交わされた不正入試に関する生々しいやりとりが明らかになった。 「来年は、絶対大丈夫だと思いますので」「やっぱ、もうあと5点、10点欲しいな」。汚職事件の舞台になった東京都内の精進料理店。2017年5月に会食の席を設けた医療コンサルタント会社元役員の谷口浩司被告(51)が秘密裏に録音したデータには、佐野被告が唐突に次男の再受験の話を持ち出し、臼井被告がこう応じた様子が収録されていた。 続いて私立大支援事業に話が及び、「(事業計画書を)出す前にちょっとご指導賜ることができれば」と臼井被告。佐野被告は書き方の指導は違反だとしつつも「サジェスチョン(示唆)できると思います」などと応じ、会食の終わり頃に臼井被告から「もう、うちに予約しておいでになって」と優遇措置を伝えられてい
2022/07/21 リンク