我はちくわと共にある 後編 - 口から出まかせ日記【表】

月日が経ち、酒の味を覚え、洋楽にハマり、女の尻を追いかける、その辺にうじゃうじゃ溢れる猿のような輩のひとりと成り果てた私のQOL（クオリティオブライフ）は、いかにして安く酒を飲むか、という一点に集中していた。当時は酒の味なんて全く分からず、とにかく酔えればなんでも良いと、スーパーで98円くらいで売っている、アルコール度数８度くらいの薬臭い酒を習慣的に呑んで顔を赤らめていた。将来、タイムトラベルの技術が発達したら、真っ先にこの時代の自分をぼこぼこに殴りに行きたい。 酒を飲むときのつまみにこだわり出したのもこの時期からだ。始めはポテチなんかで飲んでいたが、腹が膨れてあんまり良くない。スーパーに行くとサラミだのカルパスだの、酒のつまみが売っていたが、学生の身分からすると高いし、ああいう塩辛いモノの旨味がいまいちよく分からなかった。 そこで目を付けたのが「ちくわ」だ。４本入りで１２８円くらいのちく

[star-watch0705]

人生の最後に目にする食材がちくわの可能性大。ちくわが有るというのは普段あんまり意識しませんが、恵まれてるんでしょう。ちくわが特別福島で名物ってわけでもないですが、練り物は確かに多いかもしれないです。

[kefugahi]

面白かったです。あまり意識して考えた事ないけどちくわなくなったら結構困りますね。めちゃ美味くもないけど、安くてそこそこ腹にたまるし。天ぷらならむしろかなり上位かも。

[i-shizukichi]

ちくわかい　やっぱりちくわだ　ちくわだな　酒とちくわと　鮭とちくわや

[imbroke]

ちくわ弁当の味が気になります。っていうか福島はちくわが名物なのかな