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江戸人の教養 - 水曜社:文化・まちづくり・アート
書物とは、時空を超えて何かを伝える道具だ。とりわけ時を超える機能が重要で、そのおかげで人は死者の... 書物とは、時空を超えて何かを伝える道具だ。とりわけ時を超える機能が重要で、そのおかげで人は死者の声を聞くことができ、さればこそ人類の文明は発展してきた。ありがたいことに、日本は大量の古典籍(ここでは明治維新以前に作られた書物をいう)を保有する古書大国だ。その大部分は江戸時代に作られたもので、二百年以上続いた平和で文化的な時代と、高い識字率のおかげで、世界に誇るべき多彩な文化遺産の山が残された。 それだけではない。古人の筆蹟(ひつせき)を珍重する日本人特有の美徳は、膨大な肉筆資料をも保存させた。特に第三者の目を意識しない書簡は重要で、より直接に古人の人間性に迫る重要な資料となっている。ところが、せっかくの宝物が十分に活用されていない。最大の理由は、書物や文書(もんじよ)の多くが、くずし字で書かれていることだろうが、どのような資料が存在するのか、簡単には情報を把握しにくい点も、その一因となって
2020/10/24 リンク