「猫が食べたみたいな」 - Living, Loving, Thinking

ハヅキさんのこと (講談社文庫) 作者: 川上弘美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/11/13メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (23件) を見る 川上弘美*1「テレビ」（in 『ハヅキさんのこと』、pp.155-162）から。 水野さんと友田さんは学生時代からの友人なのだという。卒業してから共に研究者となって別々の大学に所属したが、水野さんは十数年前、友田さんは数年前に、大学を辞め、以来二人とも文章を方便*2の道とするようになった。（p.156）「定食屋」にて； 「そういえば友田さん、こないだテレビに出るって言ってたじゃない」と水野さんが言った。木野さんのご飯茶碗は、もう空だ。 「そうそう、朝早くに放映するらしい番組の中のね、案内役みたいなもんで」 友田さんは秋刀魚の目玉のあたりを丹念につついている。秋刀魚の繊細な骨が、骨格標本のようにきれ

[taraxacum_off]

これを思い出した http://pissenlit14.tumblr.com/post/133860249306/ 。猫も焼き魚の食べかたのきれいな子、あまりきれいでなく食べ散らかす子、いろいろいますよ