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乳母をお見舞いした源氏、不思議な出会いをする【源氏物語 36 第4帖 夕顔 2】源氏は乳母に 優しく声かける。夕顔の扇に「心あてに ‥」と歌が書いてある。夕顔の女君に興味を持つ - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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「長い間 恢復《かいふく》しないあなたの病気を心配しているうちに、 こんなふうに尼になってしまわれ... 「長い間 恢復《かいふく》しないあなたの病気を心配しているうちに、 こんなふうに尼になってしまわれたから残念です。 長生きをして私の出世する時を見てください。 そのあとで死ねば九品蓮台《くぼんれんだい》の 最上位にだって 生まれることができるでしょう。 この世に少しでも飽き足りない心を残すのは よくないということだから」 源氏は涙ぐんで言っていた。 欠点のある人でも、 乳母というような関係でその人を愛している者には、 それが非常にりっぱな完全なものに見えるのであるから、 まして養君《やしないぎみ》が この世のだれよりもすぐれた源氏の君であっては、 自身までも普通の者でないような誇りを覚えている彼女であったから、 源氏からこんな言葉を聞いてはただうれし泣きをするばかりであった。 息子や娘は母の態度を 飽き足りない歯がゆいもののように思って、 尼になっていながらこの世への未練をお見せするような