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慌ただしい東京にいるからこそ、おいしいお茶漬け屋さんを知ってほしい。
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慌ただしい東京にいるからこそ、おいしいお茶漬け屋さんを知ってほしい。
ほかほかの白米に、お気に入りの具をたっぷりのせる。急須から丁寧に注ぐと、柔らかい香りが立ち、みる... ほかほかの白米に、お気に入りの具をたっぷりのせる。急須から丁寧に注ぐと、柔らかい香りが立ち、みるみるうちに具材が艶やかに輝いていく。家庭のファストフードとして、ずっと愛され続けてきたお茶漬けは、働くひとが簡単にご飯を食べられるようにと、作られた日本料理なのだ。毎日忙しく働いていると、ご飯を食べる大切さを忘れてしまいそうになるけれど、そんな時は、気分に合わせたお店に足を運んでもらいたい。 ちょっと休んで、ゆっくり丁寧にいただこう。雪が降るような寒い季節に、心も体もポカポカにしてくれる。 創業してから今年で17年。『銀座あさみ』がひたむきに作り続けてきたのが鯛茶漬けだ。まずは丼として食べてみてほしい。厚切りされた鯛をご飯の上に乗せ、プリッとした歯ごたえと、濃厚なゴマだれに箸が止まらなくなる。「うちはくるみとカシューナッツを使っているから、コクがあるんだ」と、店主の浅見さん。その後は、煎茶をかけ