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事業継続管理(BCM)計画立案のための新たなアプローチ
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事業継続管理(BCM)計画立案のための新たなアプローチ
事業継続管理(BCM:Business Continuity Management)計画は、定められた一連の行動に従うのが従来のや... 事業継続管理(BCM:Business Continuity Management)計画は、定められた一連の行動に従うのが従来のやり方だ。プロジェクトが承認されて予算が付くと、リスク評価または事業影響度分析(BIA:Business Impact Analysis)から着手する。会社の考え方次第でどちらを次のステップにしても構わない。BIAやリスク評価を済ませたら、次のステップは復旧や事業再開といった中核的活動のための戦略を立てることだ。万が一の場合にすべきことを把握するため、ここにインシデント管理と緊急対策活動を入れることもある。戦略ができたら事業継続計画は完成だ。訓練、周知、研修、メンテナンス、企業文化への計画織り込み、計画・プロジェクトの見直し・監査がこれに続く。以上のような一連の行動は、現在の事業継続標準全てに盛り込まれている(図1)。これは極めて理にかなっている。しかし、事業継続