もうひとつの「おにまい」：『お兄ちゃんはおしまい！』について（1） - てらまっとのアニメ批評ブログ

ひとりのお兄ちゃんの話から始めたい。 2019年6月1日、東京都練馬区で一件の殺人事件が起こる。農林水産省の元事務次官・熊澤英昭（当時76）が、長男の英一郎（44）を自宅で殺害したのだ。英昭は息子の首と胸を包丁で何度も刺し、やがて動かなくなったことを確認すると、みずから警察に通報した。父親は「引きこもりがち」の息子から家庭内暴力を受けており、逮捕当時、彼の身体には殴られたとみられるアザがいくつもあったという。 英昭は警察の取り調べに対し、息子の殺害にいたった直接的な動機として、その直前に起こった別の殺傷事件を引き合いに出している。孫引きのかたちになるが、磯部涼によるルポルタージュ『令和元年のテロリズム』（2021）から引用しよう。 〔…〕犯行当日は熊澤邸に隣接する練馬区立早宮小学校で朝から運動会が行われていた。英一郎はその音に対して、「うるせえな、ぶっ殺すぞ」などと発言したという。英昭は「

[out5963]

こういう文章は好き。社会的動物である人は、社会の影響を受けるし、人は社会への影響も与える。アニメも社会の中にあり、アニメを語りつつ、社会を語る作法は好きだ。(ただ、まだ、そこまで書かれていないけど）

[sirobu]

事件と自説を結びつけるために創作を利用するの気持ち悪い

[sugawara1991]

現実のその事件の数々とその創作を関連付けてしまうと、引きこもりのおっさんが救済される手段は現実には存在しないという結論から離れることが難しすぎる。創作に対する建設的な批評に着地できるのかな？

[preciar]

おにまいは明確に、「ヒキニート男に戻るよりも美少女として幸せに暮らす方を選ぶ」物語なので、現実への悲憤や絶望は間違いなく組み込まれてると思うよ

[ak1024]

話の流れが重すぎて草

[warulaw]

おにまいは「けいおん!」や「日常」系の女の子たちの関係の中に男の自分も入っててぇてぇしたいって所から生まれた作品に思えるけどね。引きこもり設定は変化を受け入れやすくするための味付け程度かなと思う。

[esbee]

リアルおにいちゃんはおしまい!、笑えない......。男女ともに潜在的まひろちゃんはたくさんいるはずで、おにまいが何らかのヒントになればいいが、現実ではまだ美少女/美少年にはなれないからなあ

[fusanosuke_n]

緒山まひろ「俺は女体化薬を飲ませた妹に感謝している。女体化しなければ猟奇的殺人者になっていたはずだ。」　こうですかわかりません！

[naka_dekoboko]

ボーリング・フォー・オニマイ

[nishik-t]

大して関係ないのに無理矢理だなあ

[natu3kan]

承認欲求の満たし方。かといって誰かを搾取して満たす承認欲求はいずれ破綻するけども。

[gonai]

実際、女体であれば暴力犯罪に至るのは難しい。引きこもりの足の腱を切ろうみたいな話になっちゃうな。