芸術と日常の関係 - 「文脈を理解してから作品を批判しろ」というとき、その作品を批判する文脈については想定されていない

林 卓行 @tkyk_insensatez 仮に作品というものが、ある体験にもとづいて作られるものだとして。作品の特殊性が体験の特殊性を保証するものでないことは、体験の特殊性が作品の特殊性を保証するものでないのと同様。 2013-02-04 02:01:11 林 卓行 @tkyk_insensatez たとえば自分がおいしいとおもうものを、「これはおいしくない」というひとに、いいからなんどかたべてみて、ということはあるとおもうけれど、成分とか産地とか、料理人の経歴とかを理解してからもういちどたべてごらん、とはいわないとおもう。 2013-02-04 02:52:48

[masa_bob]

文脈ってウンチク話ではなく、体系だてた理解のことだと思うのだが。

[shimomurayoshiko]

“｢文脈読め｣っていう発言は､その料理=作品を肯定できる情報を探してからきなさい､と客に向かっていってるだけ” / 別に「肯定」とは限らんのですけどね。

[nanoha3]

料理がまずくても、たとえば北イタリア料理とオーストリア料理とフランス料理の文脈を知ることで、どうしてそうなったかという評価をすることができるようになる。美味い不味い以外にも価値観があるという話かと。

[ohnosakiko]

おいしいまずいの話になると「まずいなら食べなければ良い」で終わりそう／＞「芸術は特別じゃないんじゃないか」という疑問を持つことのできるひとは現代においてはほとんどいない←‥‥んなこたないと思います。