「今日の科学者は結果的には大衆の典型であること」ｂｙオルテガ

もうれつ先生 @discusao オルテガ『大衆の反逆』12章＜「専門主義」の野蛮性＞より引用： 今日の科学者は結果的には大衆人の典型ということになる。しかもそれは偶然のせいでもなければ、めいめいの科学者の個人的欠陥によるものでもなく、科学（文明の基盤）そのものが、彼らを自動的に大衆人に変えているからである。 2013-07-26 02:56:08 もうれつ先生 @discusao 続き）物理学の発展は、総合とは反対の性格を持った動きをひき起こした。科学を進歩させるために、科学者の専門化が必要とされたのである。ただしそれは、科学者の専門化であって科学そのものの専門化ではない。科学は専門分科的なものではないのだ。（続く 2013-07-26 02:58:48

[charliecgo]

ここに書かれていることはまあ当たり前のことで、青プリンとか江崎玲於奈とかいろいろ例を挙げることは難しくない。

[yuchan893n]

われわれが持つのは「真実のほんの小さなかけら」に過ぎない、そんな謙虚さ（ある意味自己卑下）って大事だよな。”必ず、自分以外の領域も支配したがるだろう”とは穿ってる…理系の悪口はそこまでだ！

[naochin]

科学者が己の専門分野以外の科学知識が大衆と変わらないってのは、少なくとも、この二年半を見てると事実とは異なるなぁ、と思う。専門分野以外の分野の科学知識は少なくとも大学理系教養程度にはあるけど、一般大..

[Fondriest]

オルテガの大衆社会批判が知られていないことに驚くべきではないだろうな。だからこそこんな社会になってるのだし。コメ欄で騒いでいる馬鹿共はサイードの「知識人とは何か」を１００回読め！

[Day-Bee-Toe]

.@mori_yoshiro さんのコメント「こういう人文系の素養がクソの役にも立たないどころかむしろ善意の科学者たちの活動の足を引っ張るという事実は原発事故後に明らかになっ..」にいいね！しました。

[somebodyssin]

1929年とは違うと一言で片づけてしまうとき、ひとつひとつの「変化」が科学者のどんな営為によってもたらされたかを捨象していないか。