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なぜカープは24年も優勝できなかったのか
25年ぶり7度目の優勝というより、ここまで時が経っていると「2度目の初優勝」といった方が似合っている... 25年ぶり7度目の優勝というより、ここまで時が経っていると「2度目の初優勝」といった方が似合っている。9月10日、東京ドームで歓喜の瞬間を迎えた広島東洋カープである。 巨人を6-4で破ってのゴールイン。緒方孝市監督に続いて41歳の黒田博樹、39歳の新井貴浩が宙を舞った。ともに初めて味わう感激。チームを一つにまとめた投打の柱が肩を震わせながらひしと抱き合う。その光景が初々しかった。 なにしろ四半世紀ぶりである。 前回優勝の1991年。1~3番に定着した田中広輔、菊池涼介、丸佳浩の同級生トリオ「タナキクマル」は1989年(菊池は1990年3月)生まれ。よちよち歩きだった。「神ってる」鈴木誠也は1994年生まれ。まだこの世に生を受けていなかった。 黒田や新井は、なぜ一時チームを去ったのか 一方、黒田が1997年なら新井は1999年の入団。1998年から15年連続Bクラスという暗黒時代を過ごしてき
2016/09/11 リンク