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セブン、「元店主の乱」の裏で一変した本部の態度
コンビニ本部と加盟店との関係は改善に向かいつつあるとはいえ、課題はまだ残る。その本丸とも言えるの... コンビニ本部と加盟店との関係は改善に向かいつつあるとはいえ、課題はまだ残る。その本丸とも言えるのが、加盟店が本部に対して支払うロイヤルティー比率の引き下げだ。 コンビニチェーンでは一般的に、店舗の売上高から商品などの仕入れに伴う売上原価を差し引いた売上総利益をコンビニ本部と加盟店で分け合う。売上総利益に一定割合を乗じたロイヤルティーを加盟店は本部に支払う。 セブン本部に支払うロイヤルティー比率はもっとも一般的な契約タイプで約60%と、競合他社と比べ高い水準だ。さらに売上総利益が増えるほど、累進課税のようにロイヤルティー比率は上がっていく。 加盟店オーナーを45年間続けたという首都圏の男性は「長く続けた店舗であればロイヤルティーの減額があるため利益も出た。2店舗のうち、古いほうの店を閉店したことでロイヤルティーの金額が上がって、人件費を抑えないと利益が出なくなった。最後はずっと赤字だった」と