芥川も三島も漱石も､｢哲学者｣ではない理由

前回は、哲学は宗教ではない、思想ではない、ということを書きましたが、今回は、『哲学の教科書』（講談社学術文庫）に倣って「哲学は科学ではない」と「哲学は文学ではない」ことをお話ししようと思います。 さて、「哲学は科学ではない」ことは当たり前ですが、こう堂々と宣言すると、多くの人を苛立たせるようです。おもしろいことに、「哲学」とか「哲学者」という言葉は、もうずっと前から脳死状態であると思い込んでいたのに、依然としてその言葉に対するプラスの価値は消えていない。 だから、私が哲学をしていると言うと、「お前はくだらない私小説的哲学まがいの本を書いているだけで、哲学なんかしていない！」という罵声が飛んでくる。仕方ないので、肩書を「哲学者」と書くと、「お前は哲学者なんかじゃない！ ただの偏屈ジジイだ！」というお叱りを受けるのです。そのたびに、わが国民はまだ「哲学」や「哲学者」に期待しているんだなあ、と感

[daybeforeyesterday]

うーむ

[niam]

理由を説明してもらうまでもなく、挙げられた方々は作家であって哲学者ではないのだが…

[shinzor]

哲学をばかにしすぎでは

[SasakiTakahiro]

ただひたすら賛同し合えない。

[ite]

哲学を神秘主義か何かと勘違いしてるんじゃないのか。「哲学は科学が後生大事にしている客観的知識を放棄している」とか頭おかしい。科学的な探求を含めて、知を求め続けることだけがフィロソファーであるための条件