石井光太 on Twitter: "新潮社の校閲は、あいかわらず凄い。 小説の描写でただ「まぶしいほどの月光」と書いただけで、校正の際に「OK 現実の2012、6/9も満月と下弦の間」とメモがくる。 このプロ意識！ だからここと仕事をしたいと思うんだよなー。 http://t.co/cUOrMi4K5B"

新潮社の校閲は、あいかわらず凄い。 小説の描写でただ「まぶしいほどの月光」と書いただけで、校正の際に「OK 現実の2012、6/9も満月と下弦の間」とメモがくる。 このプロ意識！ だからここと仕事をしたいと思うんだよなー。 http://t.co/cUOrMi4K5B

[hobo_king]

素晴らしい。こうして校閲に気がつく人がいるという事は、読者の中にも気がつく人がいるという事。細部を大切にしないと遠目でも歪むものだし。

[m-bird]

「小説だろ？くだらねー」とか言ってる人、その程度しか作品に対して真面目に対峙していないんですよね、と感じるし、フィクションで嘘つく必要ない部分で適当こくと途端世界破綻するからってのを知らないのかな。

[yachimon]

フィクションだからこのレベルの校閲イラねって人いるけど、読書家なめすぎだから。誤った記述にツッコミいれるのは良心だから。編集部へ丁寧なお手紙出しちゃうからね。

[kenjou]

コスト度外視できなくなったら創作系の業界は終わりですよ。

[STARFLEET]

昔から業界内では有名。まあ、この例くらいならわずか1500円の理科年表があれば筆者本人でも調べられる話だがｗ聞いた話では明治以前の江戸期の天候や気温なども当時の日記等の資料から調べてくれるらしい。

[kenchan3]

でも東京の天気は雨

[FTTH]

「コスト高そう」以外に感想はないです

[chimuwo]

本筋を気兼ねなく楽しませるための心配り。細かい粗を放置すると、金払ってまで読むに値しないものになる。

[guldeen]

ベータ版を出した後でツッコまれる都度ごとに直しとけばOK、というウェブ業界とは事情が違うのだろうし、(内容的な)誤植を出したくないのならこのくらいの緊張度でちょうどなんじゃね？

[sakura_123]

月の満ち欠けと曜日を調べるのは校閲の基本です

[htnmiki]

すごい……

[zuna]

石井光太のゲラ

[seiichirokuchiki]

“OK 現実の2012、6/9も満月と下弦の間”

[hanamichi36]

へー

[babelap]

ここまでやるなら、校閲たのむときに必要とされるリアリティレベルをあらかじめ通達せんとあかんよなぁ。”割と忠実な時代小説レベル”とか”史実に基づかない忍法帳レベル”とか

[chlono]

これがプロフェッショナルの仕事。

[worris]

場所が不明だけど、夜には晴れていた可能性は高いかな。 http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410/detail.html?c=2012&m=6&d=9

[pribetch]

これぞ本阿弥クラスの校閲

[ichiharu12]

業界では当たり前のことなのかもしれないけど、文章の内容が素晴らしければ尚更、こういう細かい粗を覗いていく作業は重要だと思うんだ。

[maturi]

ムサシGUN道（てきとう）

[keiseiryoku]

すごいけど校閲に残業でてないか心配。

[kaerudayo]

昔ですね、直木賞とった作品でおっそろしいことがありましてね。天文関係には、みな気を付けているのですよｗ

[ShoCoh]

うおお、これは凄い校閲力（ちから）だな

[wordart]

OKだった調査にもメモを残している例。自分ならレ点を跳ねてそのまま戻してる事例かも（月の満ち欠けはファクト扱い） /メモ：「甘やかな」は『大辞林 第三版』（2006）に掲載あり、『広辞苑 第四版』（1994）になし。

[topiyama]

語句のチェックは機械的に出来るけど、意味的な指摘はまだまだ人間作業だろうな／ソフトウェア開発者としては、バグを見つけてくれた人には最大限の感謝を表す、という姿勢を心がけたい。

[morobitokozou]

花村萬月の「ブルース」の後書きだったと思うけど正しい知識を踏まえた上で物語のために事実をねじ曲げることもあるというようなことが書かれていた。確かフレドリック・ブラウンも同じようなことを書いてる。

[Outfielder]

小野不由美の屍鬼執筆のエピソードで、その日は友引だから葬式ができないとか指摘入れられて大幅書き直しになったことがあったとか聞いたけど、あれも新潮社だっけか

[rosaline]

校正される身の上になったら別の感想があるかもだが、読者側としては頼もしいですな/ところでこの新潮社の雑誌で「甘やかな」って造語見たことあるんだけど、アレ校正通ったの？

[arai0903]

素晴らしい！ 文学に対する愛を感じるね。Webに校閲があったらどんな感じかな？

[mujisoshina]

"新潮社の校閲は、あいかわらず凄い。"から分かるように、これが校閲の業界標準ではないし必ずしもここまでやる必要はないが、ここで重要なのは作家が"ここと仕事をしたいと思う"ような仕事ぶりであるということ。

[ephedrina]

自分は校閲子ではないけど仕事で似たような作業をしていると「指摘してくれてありがとう！」って言ってくれる人もいれば「難癖付けやがって」って受け取る人もいるからブコメ見てるとはらはらする

[NATROM]

絵本『モチモチの木』の月の挿絵に「丑三（うしみ）つ時に三日月が上るのはおかしい」という指摘が入って訂正されたという話（ http://book.asahi.com/booknews/update/2013042500005.html ）を思い出した。

[segi0]

小説の場合最終的に作者がGOサイン出せば、そのままなんじゃない？特に月の部分とかは。どこまで演出としての嘘を付くかの材料を提供してくれてるわけでしょ。ファンのツッコミとはまた性質が違うよね。

[eriotto]

「その」フィクションの出来事は「この」世界の事実にも配慮の必要があるのか、考えた事もなかった

[hatechan09]

というか、そういう意識なく適当に描写書いてたの？

[miyatad]

“Twitter / kotaism: 新潮社の校閲は、あいかわらず凄い。 小説の描写でただ「まぶし ...”

[wwitzmaster]

校閲は、何か出る「かもしれない」を総当りする作業だと思っている。到達点が「何もない」だからホントに黒子さんだなあとしみじみ。

[mobanama]

"小説の描写でただ「まぶしいほどの月光」と書いただけで、校正の際に「OK　現実の2012、6/9も満月と下弦の間」とメモがくる"へえ！

[mag-x]

この写真には別の注目点もある。それは右上の「初めてではないのでは？」の指摘。フィクションとして構築した世界観を、校閲者が理解しようとしているとも取れる。ま、単に係り受けの問題の気もするけどネ。

[arajin]

ミステリのトリックの穴を見つけた話もあるしね。