旅客機 運航停止で ボーイング株 一時↓9%超｜テレ東BIZ（テレビ東京ビジネスオンデマンド）

先週5日に起きたアラスカ航空の旅客機事故を受け、アメリカの航空当局は、ボーイング製の機体の一部について運航停止を命じました。8日のニューヨーク株式市場では、ボーイングの株価が一時9％を超えて急落しています。事故が起きた機体は、ボーイングの小型機、「737MAX9」で、オレゴン州ポートランドの空港を離陸後に、ドア部分を覆う壁など機体の一部が吹き飛びました。機体は数カ月前に導入したばかりの新品でした。事故の原因は明らかになっていませんが、アメリカのFAA＝連邦航空局は安全点検のため、一部の「737MAX9」について一時的な運航停止を命じていて、世界で171機が対象となる見込みです。ボーイングは今回の事故への対応について、9日に社内向けの説明会を開くとしています。