万博のシンボル「大屋根」初公開｜テレ東BIZ（テレビ東京ビジネスオンデマンド）

大阪・関西万博の予定地で27日、シンボルとなる木造の「大屋根」の建設現場が、報道陣に初公開されました。大屋根は、会場を取り囲むように作られている巨大な木造建築で、来場者はその上と下を歩くことができます。神社や寺の建築で使われてきた伝統的な建築法を用いていて、現時点で全体のおよそ3割が出来上がっているということです。完成すれば1周およそ2キロ、幅およそ30メートル、高さは最大で20メートルに達し、世界最大級の木造建築となります。 万博PW北東JV工事事務所 内林 隆文所長「ゲートから入ってくるとどんと迫力のあるリングが見えてくる。日本の新たな技術、日本古来の建築物ということでアピールできればいい」 大屋根の建設費は350億円とされていて、「無駄遣い」との批判が出ています。