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進行形の誤謬 - エッセイ『旅の途上の』
旅の途上の変遷とは、動きのない客体(object)を幾つも発見し続けることではなく、動きを伴った主体(s... 旅の途上の変遷とは、動きのない客体(object)を幾つも発見し続けることではなく、動きを伴った主体(subject)が幾つもの発見をし続けることにあるのです。 たくさんの風景という作品を見ることに大きな価値を見出そうとすると、どうしても目の前で見ている客体が静止してしまいます。風景がそこに静止して佇んでいるからそれでよしとして次の作品に歩を進める。まるで美術館の絵画を見るように、切り取った風景を感性のフレームに収め、スタンプラリーにように風景の記憶を収集してしまうのです。一度きりのパノラマばかりを眺めていると、いつの間にか視覚のシャッターは全ての時代を1冊のアルバムに強引に詰め込み、巧みに丸め込み、荒っぽくすり込み、そして最後には力尽くで縫い込んでしまうのです。 しかしながら、作品を幾つも見るのではなく、見る主体である鑑賞者が客体を動かせば一度きりのパノラマが勝手に動き始めます。進行形の