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夏夜を照らす満月「バックムーン」
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントな... アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。 農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは7月の満月を「バックムーン(Buck Moon/男鹿月)」と呼ぶことがあるそうです。 月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。 そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。 地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。 つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地