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第1回 ヴィッラ・マダーマ幻想:文人、建築家、エクフラシス|「ヨーロッパ綺想庭園めぐり」桑木野幸司
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第1回 ヴィッラ・マダーマ幻想:文人、建築家、エクフラシス|「ヨーロッパ綺想庭園めぐり」桑木野幸司
カトリックの総本山・ローマ教皇庁の圧倒的な麗姿は、信者ならずとも、訪れる者を陶然たる境地に誘う。... カトリックの総本山・ローマ教皇庁の圧倒的な麗姿は、信者ならずとも、訪れる者を陶然たる境地に誘う。なにしろ、天を衝くサン・ピエトロ大聖堂の円蓋を脇に従え、翠色滴るベルヴェデーレの中庭を内に抱えているのだ。その驚嘆すべき建築群が、実は、古代「ウァーティカーヌス」と呼ばれた高地を占めていることは意外と知られていない。そして、その聖なる丘から北に二キロ半あまりのところにもうひとつ、秀雅な丘陵がそびえていることを知る人は、なおのこと少ないだろう。幽静な趣につつまれたその小丘こそは、かつては北方からローマを訪れる者が必ず眺望を楽しんだという、モンテ・マーリオ(マーリオ丘陵、標高139m)である(図1)。 図1 マーリオ丘陵からローマ市景を遠望する (リチャード・ウィルソン≪ヴィッラ・マダーマからのローマの眺め≫、1753年) 出典 https://www.wikidata.org/wiki/Q2375