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藤本由香里「ライバルとシスターフッド――少女マンガのアンチ☆ヒロイン」 | 第4回 『エースをねらえ!』~お蝶夫人とひろみの愛
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藤本由香里「ライバルとシスターフッド――少女マンガのアンチ☆ヒロイン」 | 第4回 『エースをねらえ!』~お蝶夫人とひろみの愛
スポーツにライバルはつきものである。しかしライバルのキャラクターが印象的な作品といえば、なんとい... スポーツにライバルはつきものである。しかしライバルのキャラクターが印象的な作品といえば、なんといっても、70年代、『ベルサイユのばら』と並んで『マーガレット』の2大柱として一世を風靡した、山本鈴美香『エースをねらえ!』であろう。 『エースをねらえ!』には、のちに登場する海外のライバルたちをのぞいても、お蝶夫人、緑川蘭子、宝力冴子……と、たくさんのライバルたちが登場する。なかでもお蝶夫人は有名で、作品を読んだことがない人でも、一度くらいは名前を耳にしたことがあるだろう。 ◆美人でお金持ちのライバル:お蝶夫人 美人で財閥令嬢で、日本庭球協会理事の娘で、ゴージャスな縦ロールの髪に圧倒的なテニスの実力。そのプレイスタイルは、まさに蝶のように優雅で華やかで、他の追随を許さない。まさに「完璧」を絵に描いたような「お蝶夫人」。主人公の岡ひろみも、お蝶夫人に憧れてテニス部に入部する。 だが読み返してみると