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速報 ダーバンCOP17 日本に恨み抱くEUの苦境
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速報 ダーバンCOP17 日本に恨み抱くEUの苦境
南アフリカ・ダーバンでは、地球温暖化対策の国際会議COP17が開かれている。 交渉は2週間続くが、本稿執... 南アフリカ・ダーバンでは、地球温暖化対策の国際会議COP17が開かれている。 交渉は2週間続くが、本稿執筆の12月4日はちょうど折り返し地点の中日であり、閣僚級折衝が始まる5日(月曜日)前日に当たる。 日本に恨み抱くEUの目論見 今回の交渉の焦点は、2012年に第一約束期間の切れる京都議定書を今後とも継続するか、それとも新たな枠組みを目指した交渉に切り替えるかにある。京都議定書は、温室効果ガスの削減を目指した国際的な取り決めだが、米国は批准せず、途上国には削減義務が課せられていないため、世界の温室効果ガス排出量の4分の1程度しかカバーされていないという決定的な欠陥がある。しかし、途上国の目には、現在の温暖化を招いたのは、化石エネルギーを大量消費して二酸化炭素を排出しながら経済成長してきた先進国であり、その歴史的責任を感じて率先垂範して削減すべきだと映る。そう見る立場からは、京都議定書の継続