21年ぶりのパルムドール『万引き家族』 是枝監督に聞く、“家族の絆”の居心地悪さの正体｜ウートピ

『万引き家族』是枝裕和監督インタビュー・前編 21年ぶりのパルムドール『万引き家族』 是枝監督に聞く、“家族の絆”の居心地悪さの正体 映画『誰も知らない』『そして父になる』など、さまざまな家族の在り方を問うた作品が国内外で高い評価を獲得している是枝裕和監督。 “犯罪でしかつながれなかった家族”を描いた最新作『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭で日本作品として21年ぶりにパルムドール（最高賞）に輝きました。 治（リリー・フランキーさん）と信代（安藤サクラさん）の夫婦、息子の祥太（城桧吏さん）、信代の妹の亜紀（松岡茉優さん）は、祖母・初枝（樹木希林さん）の家に転がり込み、初枝の年金で足りない分は万引きで生計を立てています。 世間の目から見れば“犯罪者”の集団ですが、彼らの団らんには笑顔があふれています。映画はこの家族を生んだ社会的背景に目を向けつつも、「どうあるべきか」を提示することはせ

[dbfireball]

ネタバレになるからインタビューでも言及されてないけど「そもそも家族ですらない」人たちの話なんだよね。「犯罪一家の話」とか言ってる人らは作品を観てないの丸わかり。

[Humisawa]

“ああいうことが起きたときに語られる「絆」って血縁を超えてつながっていくことを指すと思うんですが、あのときに消費された「絆」という単語の多くは「やっぱり家族だよね」という血縁に閉じる感じがすごくした”

[white_rose]

公開早々にブコメでネタバレされるとか……☆のおかげで真っ先に目に飛び込んできたし最悪

[yojik]

“「『これが“幸せな家族のカタチ”である』ということを提示しない」というのが、家族ものを描くときの最小限の倫理感ではないでしょうか。そうではない人たちにとって抑圧的に働くような描写はしていないつもり”

[movesinthefield]

“いまの日本の映画界に一番欠けているのは、監督が企画を立てて、監督の発意のもとに映画が動いて、それが劇場公開されること”