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ほぼ日 - 川上弘美さん+糸井重里対談 本を書くということは。
川上弘美(かわかみ ひろみ) 作家。東京生まれ。中・高校の教師を経て、 1994年「神様」で作家デビュ... 川上弘美(かわかみ ひろみ) 作家。東京生まれ。中・高校の教師を経て、 1994年「神様」で作家デビュー。 1996年「蛇を踏む」で芥川賞、 2001年「センセイの鞄」で谷崎潤一郎賞など、 多くの文学賞を受賞している。 はじめに、本を読むことについて 私が書いてきたものを 読ませていただきたいと思います。 なぜ私は本を読むのか。 このごろよくそのことを考えます。 たまたま好きだからです。 そう言ってしまうのも簡単なのですが、 それだけでもないような気がします。 例えば音楽を聴くと、体が気持ちいいのです。 それから、テレビや映画を見たりすると、 気持ちが気持ちいいのです。 気持ちいいだけではなく、気持ち悪いこともあって、 それはそれでおもしろいのです。 食べ物を食べるとやっぱり体が気持ちよくて、 眠ると体がなくなるかんじなのがおもしろくて、 だれかを好きになると 自分がなくなるかんじなのがお
2008/03/04 リンク