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高塔山ロープウェイ|失われたロープウェイ
北九州市の北西部に位置する若松は、かつて筑豊炭田の石炭積み出し基地として、日本一の石炭貨物扱い量... 北九州市の北西部に位置する若松は、かつて筑豊炭田の石炭積み出し基地として、日本一の石炭貨物扱い量を誇った街。 石炭から石油へのエネルギー転換により、筑豊炭田は衰退を余儀なくされ、若松の港からも石炭を満載した貨車や船の姿は消えましたが、近年では「響灘ハブポート構想」や「北九州エコタウン」などの事業の中核となる地域として新たな発展が期待されています。 石炭は明治維新以降、国内工業の主力エネルギーで、昭和20年(1945年)の太平洋戦争終結後も、戦後復興と朝鮮戦争の特需景気による重化学工業の拡張に石炭生産が追いつかず、さらなる増産が求められていました。 当時石炭は「黒いダイヤ」とも呼ばれ、国内有数の港湾都市として隆盛を極めていた1950年代の若松には、雇用と繁栄を求めて全国から人々が集り、街は空前の活況を呈していたと云われています。 今回紹介するのは、そんな「日本のゴールド・ラッシュ」を迎えてい
2009/05/26 リンク