「携帯電話の機能は複雑になりすぎた」、生みの親M・クーパー氏

人類の発展への貢献を称えて贈られるスペインの国際賞「アストゥリアス皇太子賞（Prince of Asturias Award）」科学技術研究部門を受賞した｢携帯電話の海の親｣、マーティン・クーパー（Martin Cooper）氏（左、2009年10月23日撮影、資料写真）。(c)AFP/MIGUEL RIOPA 【11月7日 AFP】「わたしが携帯電話で史上初のワイヤレス通話をしたのは今から30年以上前だが、以来、携帯電話にはカメラから音楽再生装置までさまざまな機能が搭載され、複雑になりすぎている」――携帯電話の開発者、マーティン・クーパー（Martin Cooper）氏（80）が4日、スペイン・マドリード（Madrid）で開かれたビジネス会議で語った。 クーパー氏は米国シカゴ（Chicago）出身。携帯電話を最初に開発した米端末大手モトローラ（Motorola）で開発チームの主任エンジニ

[takunama]

"「われわれは携帯電話で革命を引き起こした。携帯電話が誕生するまでは『場所』に電話をかけていたが、今は『人』にかけている」とクーパー氏は話す"