鳩山首相ら、口蹄疫の初動対応の遅れを認める

首相官邸で、マレーシアのナジブ・ラザク（Najib Razak）首相との共同記者会見に臨む鳩山由紀夫（Yukio Hatoyama）首相（2010年4月19日撮影、本文とは関係ありません）。(c)AFP/POOL/Yuriko Nakao 【5月18日 AFP】宮崎県で家畜の口蹄（こうていえき）疫の感染が拡大したことについて、鳩山由紀夫（Yukio Hatoyama）首相は18日、「拡大を何としても防ぐという点で、一定の部分は（問題が）あると思う」と語り、初期の対応に問題があったとの認識を示した。 宮崎県での口蹄疫感染が確認されたのは、3月末に家畜の異変がみられてから3週間も経過した4月下旬だった。口蹄疫感染により牛肉および豚肉の輸出が禁止されたほか、これまでに11万頭以上が殺処分され、高級ブランド牛として知られる「宮崎牛」への影響も懸念されている。 この事態に対応するため鳩山首相は前日、