アジア初開催でブラジルが優勝―2002年W杯日韓大会

2002年サッカーW杯日韓大会（2002 World Cup）決勝、ブラジル対ドイツ。得点を挙げ歓喜するブラジルのロナウド（Ronaldo、2002年6月30日撮影）。(c)AFP/PEDRO UGARTE 【6月11日 AFP】2002年のサッカーW杯は初めてのアジア開催であっただけでなく、史上初の2か国共催による日韓大会だった。 2001年9月11日の米ニューヨーク（New York）、ワシントンD.C.（Washington D.C.）での同時多発攻撃を受けて、安全性への不安が高まる中、真新しいスタジアムを囲うように地対空ミサイルが配備されたがトラブルは発生しなかった。 しかし、大会の特異性を証明するがごとく、韓国ソウル（Seoul）で行われた開幕戦でW杯初出場のセネガルが前回大会王者のフランスを1-0で破るという驚きで大会は幕を開けた。 フランスは結局グループリーグ3試合で1点も取