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リンゴの変色 遺伝子を特定 農研機構、育種加速へ / 日本農業新聞公式ウェブサイト
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リンゴの変色 遺伝子を特定 農研機構、育種加速へ / 日本農業新聞公式ウェブサイト
農研機構と青森県産業技術センターは、リンゴの遺伝情報を含む染色体の中で、切り口の変色に関わる部分... 農研機構と青森県産業技術センターは、リンゴの遺伝情報を含む染色体の中で、切り口の変色に関わる部分を特定した。リンゴがこの部分を持っているかどうか判定できる方法も開発。カットしても変色しにくい品種の開発を大幅に効率・加速化できるとみる。 切り口が変色しにくい「あおり27」(千雪)や「シナノゴールド」など28品種を親として交配し、468個体の木を準備。これらの果実をすりおろし、24時間後に変色のしやすさを評価した。併せて、変色しにくかった個体とそうでなかった個体を比較。染色体の約1万カ所の領域から、果肉の変色に関わる部分を3カ所特定した。 リンゴが変色に関わる染色体の部分を持っているか判定するためDNA上の目印となる「DNAマーカー」も開発した。これを使えば、変色しにくい品種を選んで交配し、苗が小さい段階で有望な個体の選抜もできる。 農研機構は「変色しにくい品種の育成が進めば、リンゴ加工品の活