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日本農業新聞 - 農地減少止まらず 20年437万ヘクタール 荒廃防止が急務
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日本農業新聞 - 農地減少止まらず 20年437万ヘクタール 荒廃防止が急務
農地面積の減少が止まらない。農水省によると、2020年の農地面積(田畑計、7月15日現在)は43... 農地面積の減少が止まらない。農水省によると、2020年の農地面積(田畑計、7月15日現在)は437万2000ヘクタールで、前年比2万5000ヘクタール減。1962年以降、約60年間にわたり減り続けている。農地を維持するため、荒廃化を防ぐ対策が急務だ。 この1年間の農地面積の変化は、開墾などによる増加が8240ヘクタール、荒廃化などによる減少が3万3000ヘクタールだった。同省によると、比較的再生利用しやすい荒廃農地の引き受け手はいるが、全体では担い手不足などで荒廃化が進んでいる。 そこで、農地の維持に個人でなく地域全体で取り組めるよう、支援を拡充。農地・農道の保全活動を支援する多面的機能支払交付金制度は19年度から、農家以外の人材を活動組織内に4割以上確保すれば、通常の交付単価に10アール当たり400円(都府県の田の場合)を上乗せして交付する。 集落内で協定を結び、5年間の営農継続を要件に