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日本農業新聞 - 健康食ブーム 機能性で米需要開拓 血糖値、コレステロール抑制
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日本農業新聞 - 健康食ブーム 機能性で米需要開拓 血糖値、コレステロール抑制
食後の血糖値が上がりにくかったり、血中コレステロール値の低下が期待されたり──。そんな機能性のある... 食後の血糖値が上がりにくかったり、血中コレステロール値の低下が期待されたり──。そんな機能性のある米生産に力を入れる産地が目立ってきた。健康志向が高まる一方、米には「食べると太る」といった偏ったイメージが一部にある。健康を気にする消費者をターゲットに、機能性を売りにした米を提案し、消費のてこ入れを図る。(北坂公紀、本田恵梨) 食後の血糖値が上がりにくい米「アミロモチ」の栽培に取り組むのはJA北大阪だ。都市部にあり農地が限られる中、差別化した米で生産者の所得向上につなげようと2018年に栽培に着手。管内約1ヘクタールで作付けしている。 極小粒で炊飯しても硬い食感が残ることや、1日20グラムを摂取すると効果が期待できることから、今後食べやすい加工品にして販売する。農研機構と連携してシリアルバーやゼリー飲料などの開発を進め、21年度中の商品化を目指している。 同品種は九州大学が開発した。体内で消