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Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 沈黙 - サイレンス - (字幕版)
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Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 沈黙 - サイレンス - (字幕版)
宗教史は神を信じる人と、神を信じる人を利用する人によって紡がれてきた。 歴史は人間が作る。神が作る... 宗教史は神を信じる人と、神を信じる人を利用する人によって紡がれてきた。 歴史は人間が作る。神が作るのではない。 神も神の奇跡もこの世にはないが、神を信じる人と、神を信じる人を利用する人は存在するのだから当然だ。 主人公は神を信じる者だったが、イエズス会、ひいてはポルトガルには、キリスト教を広めることにより日本人をコントロールする意図があった。 だから主人公は、「神を信じる人」であり、「神を信じる人を利用する人」の手先でもあったわけだ。 幕府側のスタンスについては、海外の思想が広まり、海外の司祭の言う事を聞く者が増えれば国家が揺らぐ。その危険性に気づいて手を打ったという事だろう。 薩摩の役人達は、そうした合理性の側にいる人達として描かれている。決して、仏教徒として異教許すまじ!と言うスタンスではない。彼らはキリスト教どころか仏教すらも信じているわけではないかもしれない。 だから踏み絵も形式的