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シェア自転車、通勤に観光に利用広がる 収益に課題も:朝日新聞デジタル
通勤者や観光客らにシェア自転車を提供する事業が広がっている。小回りが利くので、鉄道やバスなどの公... 通勤者や観光客らにシェア自転車を提供する事業が広がっている。小回りが利くので、鉄道やバスなどの公共交通網を補完でき、環境や健康にもよいと期待される。国も「脱・車依存社会」の切り札として後押しするが、収支や駐輪場の確保などに課題が残る。 百貨店や商業施設が林立するJR大宮駅前(さいたま市大宮区)。周辺には24カ所のサイクルポートが置かれ、オレンジ色の自転車が並ぶ。市が手がけるシェア自転車だ。 事業を始めたのは2013年。市が約1億2700万円をかけてポートや自転車を整備し、民間業者に貸し出す形で運営している。料金は定期利用で月額2900円。通勤者や買い物客、観光客らを中心に利用回数は増え続け、16年度は14万8600回と初年度の約3倍に増えた。 人気の理由は利便性や気軽さ。15年、市のアンケート(約700人回答)では「交通手段の選択肢が増えた」「目的地までの所要時間が短くなった」「気軽に移動
2017/12/29 リンク