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屋久島のウミガメ産卵地ピンチ 守り手のNPO解散へ:朝日新聞デジタル
世界有数のウミガメの産卵地として知られる鹿児島・屋久島の永田浜で、保護や調査を続けてきたNPO法... 世界有数のウミガメの産卵地として知られる鹿児島・屋久島の永田浜で、保護や調査を続けてきたNPO法人「屋久島うみがめ館」が、33年間の活動に幕を下ろそうとしている。人材不足で産卵期の監視活動ができなくなるため、研究者からは心配の声が出ている。 永田浜は、絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの北太平洋最大の産卵地。国立公園に加え、自然豊かな水辺を保全するラムサール条約の登録湿地にも指定されている。アカウミガメを含め年に2千~5千回の産卵があり、毎年多くの観光客が訪れている。 ここでウミガメの保護や調査を続けてきたのが「屋久島うみがめ館」の大牟田一美(かずよし)代表(67)。活動を始めたのは1985年。東京から故郷の島に帰ると、防波堤の建設で浜が荒れていた。ウミガメの上陸も減ったため、卵を人に踏まれない場所に移した。さらにウミガメの個体計測や、標識を付けることで守ってきた。 だがここ数年、夜間
2018/01/05 リンク