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静岡)バリアフリー着物、高校生に着付けを伝授:朝日新聞デジタル
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静岡)バリアフリー着物、高校生に着付けを伝授:朝日新聞デジタル
車いすの利用者でも着やすい「バリアフリー着物」の普及に力を入れている東京都狛江市の鈴木富佐江さん... 車いすの利用者でも着やすい「バリアフリー着物」の普及に力を入れている東京都狛江市の鈴木富佐江さん(83)らが12日、静岡県富士宮市の県立富岳館高校を訪れ、福祉を学ぶ高校生らに着付けを伝授した。市内在住で、体の障害で普段車いすを使っている後藤正子さん(45)がモデルを務め、着物姿を初体験した。 鈴木さんは65歳の時に脳梗塞(こうそく)を患い、大好きな着物の帯が結べなくなった。自らの障害をきっかけに、帯をあらかじめ結んだ形にして締めるなど、着付けを簡略化した着物を考案。全国を回って教室を開き、障害者や高齢者でも着られる着物の普及に努めてきた。 この活動を報道で知った富岳館高の福祉担当・城三奈教諭が授業での実地指導を鈴木さんに依頼した。市身体障害者福祉会を通じてモデル役を頼まれた後藤さんは19歳の時、まさに成人式の着物を選ぼうとしていた直前に脳幹梗塞になり、車いすの生活を余儀なくされた。それ以来