人間国宝・加藤孝造さん制作の陶壁、無事移設 岐阜：朝日新聞デジタル

岐阜県多治見市本町の東濃信用金庫で、重要無形文化財保持者（人間国宝）の陶芸家加藤孝造さん（86）制作の陶壁を移設する作業が、完了した。 1986年制作の「みのり」という志野の陶壁で、大きさは縦2・1メートル、横4・8メートル。「美術品として価値が高い」と東濃信金が移設・保存を決めた。 元々は取り壊し中の旧本店1階に設置されていたが、1月中旬に取り外され、新本店2階の大会議室ロビーに移設された。会議室は作品にちなみ「みのりホール」と名づけられた。 加藤さんの陶壁は、取り壊しが予定されている県議会棟（岐阜市）でも、新年度に新議会棟へ移設される予定。（戸村登）

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東濃信用金庫の旧本店→新本店。「1986年制作の『みのり』という志野の陶壁で、大きさは縦2・1メートル、横4・8メートル」https://twitter.com/asahi_gifu/status/1491018325610024961