子どもの自転車事故防げ 元白バイ隊員が公道で「安全教室」 名古屋：朝日新聞デジタル

愛知県内で自転車に乗った子どもの事故が増えている。そこで、東署が子どもを対象に安全な運転を学んでもらおうと、県警では初の試みという自転車教室を開いた。仕掛け人は元白バイ隊員のベテラン警察官。あの「光景」を見てから、事故を減らしたいと願い続けている。（高橋俊成） 「停止線の前で止まって、左右を確認して」。11月26日、名古屋市東区の住宅街。警察官のアドバイスを受けながら、子どもたちが自転車で一列になって走っていく。 自動車学校の敷地などで行うのが一般的だったこれまでの自転車教室とは違い、今回は実際の公道を使う。 東署近くの建中寺を出発し、約2キロ先にある市政資料館との間を往復。道中には過去に事故が起きた見通しの悪い交差点もある。子どもたちは警察官の指示に従って、さっそく「多段階停止」に挑戦した。一時停止の停止線の前で止まった後、左右や後ろを確認するために何度も停止しながらそろりそろりと交差点

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「事故に遭うなんて思わず、心の準備もできていないまま、突然命を奪われる。そんな事故を一つでもなくしたい」「ヘルメットさえ着けていれば助かった、という事故はいっぱいある。乗る時は着用してもらいたい」