「脅迫し信仰強制は虐待」国が初の指針案 「地獄に落ちる」など例示：朝日新聞デジタル

信仰を理由にした言動でも、虐待は虐待――。厚生労働省は宗教の信仰を背景にした親から子どもへの虐待について初のガイドラインをまとめ、27日にも全国の自治体などに通知する。 「地獄に落ちる」などと脅した宗教活動の強制や結婚や進学の制限といった児童虐待になる具体例を詳細に明記。宗教が絡む虐待に関し、児童相談所や市町村に一時保護を含めた適切な対応を促すことで、対策を強化する狙いがある。 ガイドライン案には、「ほかの理由による虐待と異なる扱いをすべきではない」という基本的な考え方を盛り込んだ。4種類ある児童虐待のそれぞれの該当ケースを例示している。 ガイドラインの中身は 「心理的虐待」では「地獄に落ちる」などの言葉で脅して宗教活動への参加を強制したり、進路や働く先の自由な選択を妨げたりすることなどを挙げた。友人や教師を「敵」「サタン」と呼んで強い恐怖心を与えることも該当するとした。 「身体的虐待」に

[watto]

有料記事がプレゼントされました！12月29日 9:09まで全文お読みいただけます 「脅迫し信仰強制は虐待」国が初の指針案　「地獄に落ちる」など例示： https://digital.asahi.com/articles/ASQDV6F3KQDVUTFL00Y.html?ptoken=01GNB10XEVVWR90DBS2KF19P9D