金正恩氏は焦っている 金日成主席の元通訳が見通す今年の北朝鮮：朝日新聞デジタル

朝鮮中央通信は1日、北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）総書記が「核爆弾保有量を幾何級数的に増やす」などと発言したと伝えました。2023年の北朝鮮はどこに向かうのか。北朝鮮外交官として金日成（キムイルソン）主席のフランス語通訳を務めた高英煥（コヨンファン）・元韓国国家安保戦略研究院副院長は、北朝鮮の報道から「金正恩氏の焦りを感じる」と指摘します。 ――北朝鮮にとって、元日はどんな日なのですか。 北朝鮮も1日は休日にあたりますが、党や軍の幹部にとって、「新しい戦闘を始める日」なので忙しい一日です。通常、午前中に最高指導者の言葉を全党員や職場などに伝達します。午後はその言葉を元に、新しい闘争方針を決議します。 私がいた北朝鮮外務省もおそらく、「対米外交で勝利する計画」などをつくっているはずです。これから、各地域や職場で、こうした決議大会の様子が報道されることになります。 ――昨年末にあった党中央委

[y-mat2006]

オーベルシュタインのナンバー２不要論だ＞「息子を公開しないのは、権力に混乱が起きるからです。息子を公開すれば、幹部たちは「将来の指導者だ」と考え、息子の前に列を作るでしょう。」