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移行前に知っておきたい、Oracle Database 12c新機能のオモテとウラ Vol.4 | アシスト
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移行前に知っておきたい、Oracle Database 12c新機能のオモテとウラ Vol.4 | アシスト
ASM(自動ストレージ管理)はOracle Databaseのボリューム・マネージャ兼ファイル・システムとしてディ... ASM(自動ストレージ管理)はOracle Databaseのボリューム・マネージャ兼ファイル・システムとしてディスクを仮想化するための機能です。RACに不可欠な機能と言っても過言ではなく、Oracle Database 11g(以下、11g)以降のRACではおよそ9割がASMを使用しているとも言われています。ASM以外にもRAWデバイス、クラスタ・ファイル・システム、NFSといった選択肢がありますが、12cではRAWデバイスが非サポートになったため、これまで以上にASMの重要性が高まると考えられます。 新機能を説明する前に、ASMの基本について復習しておきましょう。ASMにはストライピング、ミラーリング、リバランシングなど性能と可用性を両立させるための機能が搭載されており、データが格納されている位置をASMインスタンスで管理するという仕組みになっています。この位置情報はエクステント・マッ