ＬＩＢＯＲ利用の即時禁止求める訴え、米地裁が退ける－銀行に追い風

米サンフランシスコの連邦地裁は９日、ロンドン銀行間取引金利（ＬＩＢＯＲ）の使用を直ちに禁止することを求めた原告の訴えを退けた。 ジェームズ・ドナート地裁判事の判断は、突然のＬＩＢＯＲ廃止は金融市場を混乱させ、参照金利改革のための長年の取り組みを阻害するものだと論じる大手銀行にとっては追い風になる。 個人の借り手とクレジットカード利用者ら27人から成る原告団は、ＬＩＢＯＲが違法な「価格操作カルテル」の産物だと主張し、インターコンチネンタル取引所を相手取った訴訟で、ＬＩＢＯＲ利用の差し止め命令と同金利をゼロとし返済を元本のみとすることを求めていた。 ドナート判事は、原告の要求は法的な緊急性の要件を満たしているとは思われないとしてこれを退け、「ＬＩＢＯＲは35年間使われている。これは修復不可能な害を与えるものではないことの証明になるのではないか」と論じた。 ただ、訴訟の終了ではないとして、「根本

[o-miya]

「インターコンチネンタル取引所を相手取った訴訟で、ＬＩＢＯＲ利用の差し止め命令と同金利をゼロとし返済を元本のみとすることを求めていた」＜何でICEが訴えられたんだ？

[equilibrista]

“ＬＩＢＯＲは35年間使われている。これは修復不可能な害を与えるものではないことの証明になるのではないか”