エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
映画『花束みたいな恋をした』26億円突破のヒット。サブカル終焉の時代にみる、20代の生きづらさと経済格差
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
映画『花束みたいな恋をした』26億円突破のヒット。サブカル終焉の時代にみる、20代の生きづらさと経済格差
サブカル好きな主人公が登場する映画は、今までにも数多くあった。しかしこの映画は過去の「サブカル映画... サブカル好きな主人公が登場する映画は、今までにも数多くあった。しかしこの映画は過去の「サブカル映画」とは明確に異なる、と語るのは、若者のメンタルヘルス問題に長年向き合ってきた産業医の大室正志氏だ。 そもそも日本における「サブカル」とは、権威的な上位文化(ハイカルチャー)を対比される欧米での「サブカルチャー」とニュアンスが異なる。 日本では階級との結び付きよりもむしろ趣味嗜好の問題として、歴史的にサブカルは「マジョリティには理解されないもの」として、親しまれてきた。 だからこそ大室氏曰く、かつては「サブカル好き」と、屈折した自意識(自信のなさ、コンプレックス)や他者に対するマウンティングはセットだったという。 しかし『はな恋』では、そうした自意識やマウンティングが周到に描かれていない。 物語の序盤、ヒロインの絹はこう心の中でつぶやく。 「(私は)ひそやかに生きていて、興奮することなんてあるも