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【密着60時間】患者を断らない救命救急(1) ERから音が消えるとき
ERの「音」「いたぁい!」「いたぁぁぁーい!」 10コース50mプールほどの広さのER(救命救急センター)... ERの「音」「いたぁい!」「いたぁぁぁーい!」 10コース50mプールほどの広さのER(救命救急センター)に断続的に響く、甲高い声。80代前半の女性患者、Aさんは「疼痛による体動困難」で救急搬送された。 医学的には血圧が60mmHg、心拍数160の「ショック」。命の危険がある状態だが、Aさんはわずかに意識を保っていた。仰向けで寝ても大きくたるむ腹部から、極度の肥満だとわかる。手足はむくんでパンパンに腫れ上がり、臀部には黒ずんだ皮下組織がのぞく床ずれができていた。 Aさんには重い高血圧と糖尿病の病歴がある。しかし、本人は通院を嫌がり、医療を拒否。家族が自宅で介護していたという。その家族も「これ以上は看きれない」とDNAR(Do Not Attempt Resuscitation)、つまり、もし心肺停止の状態になっても、心肺蘇生を望まない意志を示していた。 肥満とむくみにより、採血や点滴が難し
2019/03/08 リンク