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脆弱性指摘される機器への対策、体制確保必須に
厚生労働省は、脆弱性が指摘されている機器などの情報を収集した上で速やかに対策を行える体制の確保を... 厚生労働省は、脆弱性が指摘されている機器などの情報を収集した上で速やかに対策を行える体制の確保を医療機関の管理者が「遵守すべき事項」とするため、2022年度中に省令改正を行う。また、インシデントが発生した後の初動対応として、200床未満の病院や診療所に対して中小企業のサイバーセキュリティ対策に不可欠な各種サービスを提供する「サイバーセキュリティお助け隊」の活用を促すほか、200床以上の病院には必要な支援を行う方針。【松村秀士】 厚労省の「基本方針」によると、医療機関での短期的な対策は、▽平時の予防対応▽インシデント発生後の初動対応▽日常診療を取り戻すための復旧対応。一方で中・長期的な措置は、バックアップデータの暗号化・秘匿化や、保健医療分野でのセキュリティの監視などを行うセンター(SOC)の構築。 このうち、平時の予防的な措置として、 (残り301字 / 全671字)