三方原出陣は要衝・堀江城の死守 大河考証・平山さんが新説：中日新聞しずおかWeb

徳川家康が武田信玄に大敗し、今年で四百五十年を迎える「三方原合戦」。大軍を擁する信玄に家康が決戦を決断した理由は、戦わず素通りを許せば遠江国衆らの信頼を失い、武田側になびくのを防ぐためだったとする見方が主流だ。来年の大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担う歴史学者、平山優さん（５８）＝山梨県＝は、愛知県三河方面からの補給や援軍の鍵を握る交通の要所だった堀江城（浜松市西区舘山寺町）を奪われる恐れもあったとの新たな説を唱える。十一月に出版した新著で、新説を紹介した。 （木造康博）

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「三河方面からの補給や援軍の鍵を握る交通の要所だった堀江城を奪われる恐れもあったとの新たな説」。「新説・家康と三方原合戦」（NHK新書）と「徳川家康と武田信玄」（角川選書）。平山さん→@HIRAYAMAYUUKAIN