残土受け入れ判断「御嵩町長選後に」 リニア工事巡り町長：中日新聞Web

リニア中央新幹線トンネル工事の残土受け入れを巡り、岐阜県御嵩町の渡辺公夫町長は二十一日、残土処分場の候補地となる町有地売却などの判断について、「六月の町長選挙後まであえて選択を持ち越す」との考えを明らかにした。予算案会見の場で言及した。 渡辺町長は持ち越す理由を「選挙の争点になるのを避けるため」と説明した。町長選には受け入れに積極的な渡辺町長を含め、これまで立候補を表明した人はいない。 町は残土の受け入れを前提に町民向けの説明会を開催。全六回のうち五回を終え、年度内に終了する予定。ＪＲ東海は町有地を取得してヒ素や鉛など重金属を含む土を搬入し、盛り土する計画を立てている。候補地が「重要湿地」に...